もともと社長とは古くからの知り合いで、私が20歳のときに働いていた飲食会社のアルバイトと社員という関係でした。当時はお店で一緒に働くことはなかったのですが、退職後に何度かお会いする機会があり、社長が独立して『あじこや 離れ』のオーナーになったことを知りました。そこで、「一緒に働かせてください」と私の方から申し出て、受け入れてくださったかたちです。

ここで働きたいと思ったのは、働き甲斐がありそうだと思ったから。お店のやり方や考え方が自分に合っていると感じましたし、『あじこや 離れ』は長年お客様から愛されてきた人気のお店なので、経営面でも安心でした。そして何より社長に対する信頼があったので、入社することに何の不安もありませんでしたよ。

調理やホール業務をはじめ、仕入れや売上管理など、店舗運営に関わる業務全般を担当しています。1日あたりに稼働するスタッフは、社員とアルバイトを含めて大体4～5名程度。金・土・祝前日はもちろんですが、平日でも安定してお客様が入っている状況です。

お客様と接する中で心がけているのは、来店時と退店時の「あいさつ」をきちんと行うこと。当たり前のことかもしれませんが、そうした「接客の基本」を継続していくことが、お客様の信頼に繋がっていくのだと思います。また、常連さんにもそうでない方にも、全てのお客様に対して同等のサービスを提供するのが当社のスタイル。常連さんと距離の近いお店も良いですが、お客様の中にはそういった接客を好まない方も多いので、あえて近づきすぎない程よい距離間で接するようにしています。

やりがいは、ある程度自由にやらせてもらえること。たとえば、余っている食材から新しいメニューを考えて、おすすめ料理としてお客様にご提供することもあります。決まったものだけでなく、色々な料理を作れるので楽しいですよ。また、自分の料理をお客様に「おいしい」と言ってもらえたときは、とても嬉しくなります。

大変だと思うのは、忙しくなりがちなところ。ありがたいことに沢山のお客様に来ていただいているので、オーダーなどが溜まってバタバタすることがよくあります。しかし、忙しいということはそれだけお客様に選んでいただけているということなので、大変である反面、お店の良いところだなとも思います。

店舗づくりやサービスの質にこだわり、妥協をしないところです。そうした社長の仕事に対する姿勢からは学ぶことも多く、自分を向上させるにはとてもいい環境だと思います。ここで真面目に働けばどこへいっても恥ずかしくないスキルが身に付きますし、自分の自信にも繋がります。

一般的な居酒屋と比べると忙しいお店だと思いますが、その分成長できる機会が多いです。飲食店の基本的な考え方や店舗づくりのノウハウなども学べるので、将来独立してお店を持ちたいと思っている人や、自分のスキルを高めたいと思っている人には最適なんじゃないでしょうか。意欲がある人に対してサポートもしっかり行っていくので、「頑張ってみたい」と思う人はぜひ一緒に働きましょう。